ソフトバンク、主役不在でも８連勝！ベテラン・田之上が好投

（パ・リーグ、オリックス１－３ソフトバンク、８回戦、ソフトバンク５勝２敗１分、４月３０日、スカイマーク）ＭＫ砲が不発でも勝つ。ソフトバンクが８連勝。代役の活躍で首位の座を守った王監督は目尻を下げた。

　「田之上が粘り強く放ってくれた。やっぱりコントロールだと改めて感じた。ナイスピッチングだったね」。真っ先に名前を挙げたのは今季初先発のベテラン右腕だった。右肩筋疲労で戦列を離れた斉藤和に代わって２７日に合流。５回２／３を５安打１失点に抑え、０６年６月４日の阪神戦以来となる白星をゲットした。プロ１８年目の３５歳。「いつも準備はしている。いい流れを切らないことだけを考えた」と顔をほころばせた。

　打線も左太もも裏痛で欠場した多村に代わり、今季初の３番に座った井手が五回に今季初打点となる先制タイムリー。同点とされた六回には、脇役・山崎の左前適時打で勝ち越した。

　「控えだった人が急きょ先発に回って、自分の持ち味を出してくれた。キャンプの成果が出てきたね」。指揮官は４年ぶりの覇権奪回に手応え十分。王ホークス通算８５０勝に王手をかけ、黄金週間を満喫している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070501-00000029-sanspo-spo

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